御正忌報恩講賑やかに

親鸞聖人の祥月命日のご法縁「御正忌報恩講」を、ご門徒と共に賑やかにお勤めいたしました。「正信偈和讃」のお勤めの後、純正寺住職が「親鸞聖人のご臨終に学ぶ」と題しての法話をし、『御伝鈔』下巻第6段「洛陽遷化」に語られる親鸞聖人の御臨終のお姿を味わいつつ、「死の意味」を通してこそ知ることができる「生きる意味」を分かち合いました。

年越しもお念仏と共に

 大晦日の除夜会と元日の元旦会を、有縁の方々と共にお勤めさせていただきました。一年前は、大雪のために除夜会も元旦会も参拝者がなく、家族だけのお勤めでした。今年は雪はないものの、コロナ感染症の第8波の影響が免れないであろうと、2年連続の住職家族のみのお勤めになるかもと覚悟していました。大晦日の午後6時からの除夜会。参拝者の方に振る舞うために「かぶら汁」を作りました。でも、きっと余って正月の我が家のお雑煮になるのかもしれないなと考えていたところ、8名もの方がお参りくださり、かぶら汁も余るどころか足りなくなるほどでした。元旦会は午前10時から。こちらにも15名ほどのお参りがあり、賑やかに「正信念仏偈」をお勤めさせていただきました。お勤めの後には「甘酒(もちろんノンアル)」で新年に乾杯をしました。有意義な年越しになりました。