大雪警報の中

1月25日(水)、今年初めての「こんき常例布教」が開催されました。10年に一度の強い寒波が南下する中、前日夕方から降り出した雪がこの日の朝には20センチほどに。彦根には大雪警報が発令され、吹雪のためにJRが運転取り止めの上、幹線道路も大渋滞。そのために、この日の法話のご講師には、道中の危険を避けるためにご出講を4月に延期していただきました。それでも、午前中の法座が始まる午前10時には6名のご門徒がお参りくださいました。お正信偈のお勤めをご一緒し、住職が先般参拝してきた「かくれ念仏洞」と、「知覧特攻記念会館」を見学してきたことをお話ししました。午後からは、ご門徒からのご質問をいただいての座談法話会。二種法身や無量寿経、学仏大悲心のお話をお聴聞いただきました。

御正忌報恩講賑やかに

親鸞聖人の祥月命日のご法縁「御正忌報恩講」を、ご門徒と共に賑やかにお勤めいたしました。「正信偈和讃」のお勤めの後、純正寺住職が「親鸞聖人のご臨終に学ぶ」と題しての法話をし、『御伝鈔』下巻第6段「洛陽遷化」に語られる親鸞聖人の御臨終のお姿を味わいつつ、「死の意味」を通してこそ知ることができる「生きる意味」を分かち合いました。

御正忌法要をお勤めいたします

16日(月)午前10時より、親鸞聖人の祥月命日のご縁「御正忌法要」をお勤めいたします。「正信念仏偈作法」のお勤めと、純正寺住職の「親鸞様のご臨終に学ぶ」の法話があります。正午終了の予定です。本来は、法要終了後に親鸞様のご遺徳を偲びつつ頂くお食事「お斎(とき)」があるのですが、まだまだコロナ感染症の心配がありますので、お帰りの際にはお下がりと共に「御正忌弁当」をお持ち帰り頂く予定です。どうぞお参りください。

年越しもお念仏と共に

 大晦日の除夜会と元日の元旦会を、有縁の方々と共にお勤めさせていただきました。一年前は、大雪のために除夜会も元旦会も参拝者がなく、家族だけのお勤めでした。今年は雪はないものの、コロナ感染症の第8波の影響が免れないであろうと、2年連続の住職家族のみのお勤めになるかもと覚悟していました。大晦日の午後6時からの除夜会。参拝者の方に振る舞うために「かぶら汁」を作りました。でも、きっと余って正月の我が家のお雑煮になるのかもしれないなと考えていたところ、8名もの方がお参りくださり、かぶら汁も余るどころか足りなくなるほどでした。元旦会は午前10時から。こちらにも15名ほどのお参りがあり、賑やかに「正信念仏偈」をお勤めさせていただきました。お勤めの後には「甘酒(もちろんノンアル)」で新年に乾杯をしました。有意義な年越しになりました。

除夜会と元旦会

大晦日午後6時より「除夜会」をお勤めいたします。『仏説阿弥陀経』のお勤めと住職の挨拶の後、ご参拝の方に「かぶら汁」を召し上がっていただきます。梵鐘がなく「除夜の鐘」はつけませんが、どうぞお参りください。次に、年明け元日の午前10時より「元旦会」をお勤めいたします。『正信念仏偈』のお勤めと住職法話の後、祝い餅のお華束をお持ち帰りいただきます。合わせてお参りください。

今月3回目の食堂ビハーラ開催!

29日(木)お昼に、テイクアウト食堂を開催しました。メニューは「大根だき」と「杵つききな粉餅」お出汁で煮込んだ大根と油揚げと臼と杵でついたきな粉餅を90食お配りしました。お土産には、かぶらとみかんと消毒用アルコールをお持ち帰りいただきました。

今月3回目の「みんなの食堂ビハーラ」開催します

毎月2回開催の子ども食堂「みんなの食堂ビハーラ」ですが、今月は急遽3回目の開催が決まりました。と言いますのも、シニア世代の学びの場である「滋賀県レイカディア大学」の方々が、畑で収穫された大根やかぶらを子ども食堂の皆さんへとたくさん寄贈してくださったのです。そこで、京都の寺院の12月の風物詩の一つ「大根だき」を、食堂ビハーラで開催することになりました。29日(木)の正午から、純正寺本堂で大根だきやかぶらをテイクアウトにてお配りいたします。なくなり次第終了となります。

今年最後の「こんき常例布教」

毎月25日の法話会、今年最後の「こんき常例布教」は日曜日になりました。今月のご法話は、京都府八幡市願生寺の山本成樹師。山本師は、三菱京都病院の緩和ケアに勤務されているビハーラ僧。余命僅かの患者さんの様々な思いに、お慈悲の心を傾けられる活動を通じて、お浄土に向かいお念仏に生きることの救いと尊さをお話しくださいました。詳しくは、YouTubeの「純正寺チャンネル」から動画をご覧ください。