今月、純正寺に新しい僧侶が誕生しました。法名は釋明慧(俗名 麻生佑来)さんと言います。彼は、現在三重県の鈴鹿市にある医療系大学に職員として勤務しています。彼は、純正寺住職の血縁者でもなく、寺院出身者でもありません。この世に生まれて30数年、様々なことを経験した彼は、将来医療現場でターミナルケア(終末期医療)に寄与できる「臨床宗教師」になることを希望しており、そのためには僧侶になることが必要であるため、この度縁あって純正寺の所属で得度することになったのです。そして、彼は7月30日から8月9日までの11日間、本願寺の研修道場で開催された「得度習礼」に臨み、8月8日の夕方本願寺にて得度式を受式、念願の浄土真宗の僧侶になりました。これから、数年の僧侶としての実務を積み、その後2年に及ぶ臨床宗教師育成プログラムを受講して臨床宗教師になる予定です。これからは、純正寺の恒例法要に参拝・出勤することもありますので、どうぞ気軽にお声がけください。