元日に発生した「令和6年能登半島地震」。発災翌日から毎日、能登へ物資の輸送を続けている一般社団法人「えんまん」の後方支援活動を、純正寺の子ども食堂活動「みんなの食堂ビハーラ」でも続けており、この度3回目になる物資輸送活動を遂行いたしました。「えんまん」さんから3度目の後方支援の依頼が来たのは23日。「えんまん」さんの活動が、物資輸送からお弁当配布に移行してきたのに伴い、お米がたくさん必要なので何とかならないかという依頼。さらに、支援している避難所でノロウイルスとコロナウイルスの感染症が発生し、寝具を入れ替えなければならなくなったことにより、マットレスと毛布が必要とのこと。彦根市社協さんに問い合わせたところ、災害用の毛布が相当数あるとのことで、早速宅配便にて80枚の毛布を送りました。マットレスは、純正寺のほとけの子ども会の夏休みのサマースクールの際に、レンタル布団でお世話になっている多賀町の光和商事さんが、使わなくなったマットレス約40枚を提供くださいました。お米は、26日(金)から28日(日)までの3日間、純正寺本堂で協力の受付をしたところ、約70名の方々からおよそ1500kgの精米や大量の漬物などが集まりました。加えて、追加で飲料水が必要との連絡がえんまんさんから届いたため、ペットボトル30ケース360kgを購入しました。そして、29日(月)の午前に、2トントラック一台満杯の物資を石川県小松市と能美市に向けて輸送いたしました。発災からひと月経って2月に入ると、被災地も避難所生活から二次避難で仮設住宅や借り上げ住宅への移動が始まるでしょう。そうなると、支援の種類も変化してきますが、これからも引き続き被災された方々の苦しみに関わり続けていこうと思います。